耐震HOUSE 古朴-moku- OPEN
たくさんの方々、ご来場頂きありがとうございました。
お天気も良く、おかげ様でご来場プレゼントの石窯ピザも完売でした♪
主催:kuzume Base.
有限会社アフェクト
母屋北棟 耐震工事スタート
母屋北棟と母屋南棟は屋根は分かれていましたが建物は繋がっていました。
今回耐震工事を行うにあたり建物と建物の間に畑に抜ける通路を作ることに。
路地を抜け…畑に向かうピロティが楽しみです。
母屋南棟 耐震工事スタート
母屋南棟、敷地内で一番面積の広い建物です。屋根の吹き替えが終わりいよいよ耐震工事スタートです。
古びた木縦格子と木製の窓
古くていい感じに塗装の剥げた木製の格子越しに見える畑。
ノスタルジックにならずにいられない。
南棟 耐震改修工事完成
南棟耐震工事と改修工事 無事終わりました。
これから「耐震ハウス 古朴-moku-」として地域のみなさんにご覧頂く予定です。
南棟 梁掃除
工事も終盤に入りました。今日は梁の掃除を行います。
46年分?の埃を落とす作業、何度拭いても雑巾は真っ黒。
ただただひたすら磨きます。
・・・すると段々と黒光りしてきて、カッコよくなってきました!
南棟 耐震改修工事スタート
南棟 解体工事が始まりました。
築46年の平屋を耐震補強とリノベーション工事を行います。
この工事にかかる費用の一部は、高知県と香美市の耐震設計と耐震改修補助金を使用しています。
改修後は、賃貸住宅として活用する予定です。
建物を壊すか、活かすか・・・
この土佐山田という場所は、高知市内から20㎞、車で約30分の場所に位置します。
南海地震で津波被害のない地域で、近くに小中学校もあり
高知市内からの住み替えや県外からの移住者の方にも人気の高い場所です。
ですので、
ハウスメーカーの営業担当者から建売や土地活用の話を幾度となくされました。
が、しかし なにか違う・・・
もっと違う選択肢があるのではないかと漠然とですが思っていました。
とはいえ
北棟は雨漏りもしていてこのような天井も落ち、床も今にも抜け落ちそうな状態・・・
とても使える建物とは思えませんでした。
昭和初期から順に建てられ、改修と修繕を重ねたのでしょう
それぞれの年代に使われていた建材が時代を感じさせます。
ここは昭和で時がとまっているよう、、、
年月を重ねた木の色合いは落ち着きを感じます。
この土地で育った木が、建物に使われています。風土に合った木材で建物を建てるのが一番いいと思います。建物の一部になった後も呼吸をし、こうして現在までしっかりと建物を支えてきたのだと思うと、どうにか活かす方法はないかと考えます。
はじめに
高知県の香美市土佐山田町に古い住宅がありました。
敷地内に4棟の平屋があり、2棟は空き家で物置として、1棟は貸家として最近まで使用されており、残りの1棟は雨漏りがして使用不能の状態でした。
以前は貸家業を営んでいたそうですが、長年放置され老朽化が進んでいます。
西側に母屋、中庭をはさんで中棟、あづま屋、南棟があります。
2に個所に井戸がありますが、ポンプは壊れていて使えません。
敷地の西側に畑と果樹畑があります。
近くには神社があります。
2019年3月、この建物をどうするか・・・
考えることからはじまりました。